ニューウェーブフリートーク

はいはい皆さんどうもー。第6事務所のパッションアイドル土屋亜子ですー!

今日はPちゃんのアイデアでアタシたち第6事務所のみんなの紹介動画を取っていくで!

はい、まずはニューウェーブのかわいさ担当、さくら!さくら〜、もうしゃべってええで

「こんにちはぁ!村松さくらって言いまぁす!ふわふわしたものとかわいいもの、それとピンクなものを集めるのが大好きでぇす♪」

「さくらは趣味にも『ピンクの物集め』って書いてるもんな」

「えへへぇ、ピンクのものに囲まれてると安心しまぁす」

それじゃフリートーク〜。さくらにはアタシが出すお題に合わせて喋ってもらいますー。

「アコちゃぁん、それフリートークって言わないよぉ?ほらイズミンも後ろで笑ってるしぃ」

「まあまあ、細かいことは気にせずにやな!ほんじゃまずは特技いこかー」

「えっ、ええっとぉ、特技はですねぇ、あ!いつも笑顔でいていいねって周りからはよく言われますぅ♪」

「さくらの笑顔見てると抱きしめたくなるんよな。ほいそこでPちゃんそんなに頷くのはどうなんや?」

「プロデューサーさぁんさくらのこと抱きしめたいんですかぁ?」

「いずみステイ、ステイッ」

「『抱きしめたいくらい可愛いのは事実だけど俺はプロデューサーだからそういうことはしない』、ですかぁ」

「よく言ったPちゃん!」


ほいじゃ次いずみの番!

「えっ、予定よりだいぶ早くない?」

「ええのええの!ちょっといいこと思いついたから!」

「見切り発車かあ、不安だな……。えっと、みなさんこんにちは。第6事務所に所属するアイドル、大石泉です。ニューウェーブの頭脳担当です。」

クールに自己紹介をする15歳の少女、大石泉!さてそんないずみの趣味は!?

「趣味・特技は共にプログラミング。たまに思い付きで物を作ってはネットに投げてるわ」

「いずみはもう完全にスマホよりパソコン派やもんなー。そのパソコンっていつから持ってるん?」

「ええと、初めて優勝したコンテストがこの子の初陣だったから、6年前かな?」

「はー、そんなに前やったんか」

「そうだね、もうかなり今のフラッグシップ機には遠く及ばなくなっちゃったな。でも私にはとても大切」

「あるよなぁ、そういう思い出の品みたいなの」


「よし、次は亜子を撮ろうか」

「はいよー、それじゃいずみにカメラ、さくらにインタビュアーお願いするわ」

「わかったわ」

「張り切っちゃいますよぉ!」

それじゃアコちゃん、3、2、1、キュー♪

「みなさんまいど!改めまして、ニューウェーブのダンスと財政担当の土屋亜子やでー!好きなものはお金!」

趣味にも貯金って書いてるよねぇ♪何か目的があるんですかぁ?

「フッフッフ、それはな……」

それは……?

「秘密!」

ガクーッ!

「ひどいよぉアコちゃぁん!」

「あっはっは、ごめんな。でもこれはこれ見てるみんなはもちろん、さくらにもいずみにも言われへんくらいの秘密なんや」

「あれ、でもこの前寝言で世界一周がどうこう言ってたよね」

「嘘っ!?まさかアタシの食べ放題ツアーの目論見がバレたんか!?」

「あーアコちゃん自分で言っちゃったぁ♪」

「あーあ♪」

「あー言ってもうたわー!……まぁ食べ放題ツアーが目的ってのは冗談やけど、いずれその時が来たらちゃんと二人には話す気でおるよ、もちろんPちゃんにもな」

「食べ放題ツアーも行こうねぇ♪」

「そうそう、みんなで出し合っていきたいよね。それに亜子のもう一つの趣味は食べることだし」

「お、それ拾ってくれたか、嬉しいで!最近はアタシのこと知ってくれてる人もちょっとずつ増えてきて街でサイン頼まれちゃうこともあるんやけど、完全にみんなアタシのことを『お金の子』って認識してるっぽいんよ」

「違うの?」

「違うかなぁ?」

「おっといじめか?声上げて泣いたろか?」

「うそうそぉ♪アコちゃん、貯金のためにお弁当切り詰めたりしてるけど栄養とか絶対サボらないよねぇ」

「うんうん、お隣の茜さんもほめてたよ、『亜子ちゃんはご飯の大切さを分かっています!今度ぜひ話したいですね!!』って」

「あー、ラグビー部のマネージャーやってはるんやっけ、めっちゃ言ってそうやわー」

そろそろアコちゃんのフリートークやりましょお♪

「了解やで、さてなにが来る!」

デーデンッ♪『アコちゃんの好きな食べ物』〜!

「なるほどな、これはもう一つに決まりやで!」

おおっ♪それは何ですかぁ?

「サンマや!アタシらの地元の静岡には焼津っていうでっかい港があったからな、こっちに出てくる前はよう食べとったで。何がいいってやな、安い!うまい!栄養もある!あとは小骨がうっとおしないとことかどう料理してもうまいとことかもイチオシやな」

「よく食べてたってことは今はあんまり食べてないの?」

「まぁアイドルになって寮生活送るようになったら自炊することって減るからなぁ。あと東京は秋でもサンマが割と高いんよ……」

「あー、それはわかるかもね」

はぁい、アコちゃんらしい理由でしたぁ♪それでは、アコちゃんのフリートークでしたぁ〜


「この辺でわたしたちの分は終わりましょうかぁ」

「そうだね、そろそろもう一人の撮影にかからないと」

「実は今日の一番の楽しみはこれやったんよなぁ♪」

せーのっ

「「「プロデューサー♪――」」」

この記事は、大石泉すき Advent Calendar 2020 20日目の記事です。

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